こんにちは!ドラム洗でバリバリ洗濯をこなす、家電アドバイザーのみつきです!
せっかくドラム式の洗濯乾燥機を買ったのに、「うまく乾燥ができないな~」とか「洗濯物にシワがついちゃうな~」となってしまうことはありませんか?
もちろん、ドラム洗の故障やトラブルでそのような現象が起こることがありますが、「上手な使い方ができていない」場合が圧倒的に多いです!
今回は、そんなトラブルの中で多い、「洗濯物の入れすぎによる乾燥がうまくできないトラブル」について解説していきたいと思います。
「乾燥がうまくできていない!」トラブル

「ドラム式洗濯乾燥機、奮発して買ったし、これからガンガン使うぞー!」と使い始めたのに、いざ使ってみると終了のブザーが鳴って洗濯物を取り出してもなんか湿っている…そんなことありますよね。
私も、ドラム洗を初めて購入したときは、大きい洗濯槽がうれしくっていっぱいに洗濯物を詰め込んだことを覚えています(笑)買ったばかりで使い勝手もわからず、特に何も考えずに洗濯物を入れて乾燥までやっていました。
するとある日…「あれ、なんか乾きが悪いな」っていう日がありました。その日はたまたまかな?と思い、特に気にも留めなかったのですが、それからだんだん乾燥がうまくできないトラブルが増えてきました。
乾きが悪い、生乾きの臭いがする、乾燥がいつまで経っても終わらない…
そんなことが続いて、「やっぱりドラム式洗濯機ってあまりよくないのかなあ…」なんて思ったりしてしまいました。今思うと、単純に使い方が悪かったんですけど当時はわからずに洗濯機のせいにしてしまっていました。
トラブルの原因の多くは「洗濯物の入れすぎ」
一般的に、ドラム式洗濯乾燥機は洗濯槽が大きく、たくさんの洗濯物をまとめて洗濯できます。パナソニック製のレギュラードラム洗、「NA-VX8900」は、洗濯の容量がなんと11kg!「これならたくさん洗濯できる~」と洗濯槽いっぱいに洗濯物を詰めてしまうのもわからなくはありません。「乾燥コースもあるし、ついでに乾燥もしちゃお!」とそのまま乾燥まで運転してしまう…と上手くいかないんですね。
カタログスペックでみると、パナソニック製ドラム式洗濯乾燥機NA-VX8900は、「洗濯・脱水容量11kg」に対して、乾燥容量は「6kg」なんです。つまり、洗濯物がたくさん入るからといって洗濯槽いっぱいに洗濯物をいれてしまうと、そのまま乾燥コースに移行してもうまく乾いてくれないんです。
私の場合、購入したときにカタログで見た10kgという数字と実際洗濯槽にたくさん洗濯物が入るという事実から、ついつい洗濯物を入れすぎてしまっていたんですね。
乾燥のほうが容量が少ないのはなぜか?一般的に、ドラム式の洗濯乾燥機で乾燥をする場合、洗濯槽が回転して、洗濯物が上部に移動した時に自然落下で洗濯物を上から下に落とします。その際に、温風を洗濯物にうまく含ませて乾燥してくれるんですね。
つまり、洗濯物をパンパンに詰めてスペースがない状態にしてしまうと、この温風が洗濯物にうまく当たらず、乾燥不足になってしまったり乾燥時間が伸びることによってシワが付きやすくなったりしてしまうんです。
ドラム式洗濯乾燥機でも、機種によっては洗濯容量がもっと少ない機種もありますので、比例して乾燥の容量も少なくなっています。少し小型の洗濯容量6kgぐらいの機種だと、乾燥容量は3.5kgになります。
この場合、洗濯槽の半分より少し少ないくらいの洗濯物の量にするとうまく乾きます。
最新機種になると、体操服や下着などの1kgまでの化繊衣類なら洗濯から乾燥まで60分で完了する、という機能があるものも。どちらにしても、洗濯物の容量を少なめにすると、乾燥の仕上がりもよいしシワが少なくなると覚えておいたほうが良いと思います。
「なかなか乾燥がおわらないな~」とか、「乾燥を使うとシワがついちゃうな~」という方は、一度思い切って洗濯物の量を少なめにしてみるとよいかもしれません。ワイシャツやバスタオルなんかは少なめの容量で乾燥をすると劇的に仕上がりが良くなったりしますんので、一度試してみてくださいね。
くま店長
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