ドラム式洗濯乾燥機

ドラム式洗濯機の乾燥のコツは「フィルタのお手入れ」です!

こんにちは!家電アドバイザーのくま店長です!

普通の縦型洗濯機からドラム式洗濯乾燥機に替えると、便利になる一方で手間が増えることもあります。

そのひとつが「乾燥フィルターのお手入れ」!

乾燥機能のない洗濯機には一般的に排水フィルタ、または糸くずフィルタが一種類あるだけですが、乾燥機能のある洗濯機になるともうひとつフィルタが増えることになります。

ついついサボってしまいがちな「乾燥フィルタ」のお手入れですが、ここをキッチリやっておくと乾燥の仕上がりや時間がぜんぜん違います。

この記事では乾燥フィルタのお手入れについていくつかポイントを説明していきたいと思います。

そもそも乾燥フィルタって何?

一般的な縦型洗濯機と違って、ドラム式洗濯乾燥機をはじめとする乾燥機能のついた洗濯機には、「乾燥フィルタ」と呼ばれる部品があります。

乾燥運転をする時、衣類の糸くずやホコリなどのごみが綿状になって発生してしまうため、そのごみをキャッチして取り除くためのフィルターです。

このフィルターがないと、どんどん乾燥の風の通り道にごみがたまってしまって、いずれは詰まって風が通らなくなってしまいます。

そのため、乾燥の風の通り道=送風経路にごみが入り込まないようにフィルターがごみをキャッチしてくれるのです。

乾燥フィルタはどこにあるの?

ほとんどのドラム式洗濯乾燥機の場合、洗濯機上面のところに乾燥フィルタはあります。

くぼみに手を差し込んで、上に引っ張るととれますね。

洗濯機の上に物を置いておくとフィルタを取り出すときに邪魔になってしまいますので、あまり洗濯機の上にものを置かないほうがいいと思います。

ちなみにシャープの上位機種のドラム式洗濯機には「自動お掃除」機能がついています。自動でフィルターのごみを掃除して本体内にあるダストボックスにためてくれます。

7回分ぐらいごみがためられるので、お手入れは一週間に一回でオッケーです。ダストボックスのホコリを放置すると、一杯になって自動お掃除の意味がなくなってしまうので注意してくださいね!

乾燥フィルタのお掃除の仕方

さて、そんな乾燥フィルタのお手入れの仕方を我が家で使っているパナソニック製のドラム式洗濯機を例にご説明します。

ちなみに、パナソニックの説明書には「乾燥フィルタのお手入れは毎回行ってください」と書いてあります。

はじめてドラム式洗濯乾燥機をお使いになる方は、「そんなに毎回お手入れをしなくても良いのでは…?」と思う方が多いかと思います。

が、乾燥したあとのフィルターを見るとそんな考えはすぐになくなると思います(笑)

写真で見るとわかるように、そこまでパンパンに詰めていない状態(3kgぐらい)でも、一回の乾燥で乾燥フィルタにはそれなりの綿ぼこりがたまっているのがわかります。

フィルターの網目に沿って、うっすらとごみがたまっているのがわかると思いますが、このごみは薄い板状にたまっているのでスルリと取れます。

毎回のお手入れは面倒くさいな…と思う方も多いかと思いますが、フィルタのお手入れ自体は一瞬で終わります。

所要時間30秒ぐらいですね。

おわりに

今まで使っていた縦型の洗濯機から、ドラム式洗濯乾燥機に替えるとフィルタの掃除など手間が増えた!と思ってしまう方も多いかと思います。

中には、「こんなに面倒くさいなんて思わなかった!」という方も。

とはいえ、乾燥フィルタのお掃除自体は30秒ほどで終わりますし、数ヶ月に一回きっちりやるとしても10分もかかりません。

フィルタ掃除の手間以上に、ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能は便利な機能だと私は思います。

わずか30秒ほどのお手入れを怠ってしまうと、乾燥の仕上がりが悪くなったり、なかなか乾かずに乾燥に時間がかかってしまったりします。

私も仕事をしていると、

「乾燥がぜんぜん終わらない!!」

とクレームをもらうことがあるのですが、その9割以上が乾燥フィルタのお手入れ不足によるものなんですよね~。

せっかく奮発して購入したドラム式洗濯乾燥機ですから、上手にお手入れをして使っていきましょうね!

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くま店長

家電販売、設置などの仕事をしています。 家電アドバイザー、第二種電気工事士、給水装置主任技術者 好きな家電は、「ドラム式洗濯乾燥機」「食器洗い乾燥機」「ロボット掃除機」で、共働き世帯の家事をぐっと楽にして生活しています。

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