こんにちは、ドラム洗のヘビーユーザーでもある家電アドバイザーのくま店長です!

洗濯機に限らず、家電製品は年々進化していて、「えっ?そんな機能もあるの??」とびっくりしてしまうこともあります。
私は家電製品を販売する立場なのですが、毎年進化する家電製品についていくのがやっと(笑)流行に乗り遅れないために、各メーカー主催の研修や商品発表などに頻繁に通っては勉強しています。
特にパナソニックに関しては年に数回の商品研修や、都内の大きな会場で行われる新商品の発表会、修理などの技術講習などさまざまな場面で新しい商品に触れる機会があります。若干家電・ガジェットオタクなところがあるので、こういった講習会や研修はとっても楽しい場でもあります。
ほとんどの家電製品は毎年マイナーチェンジを繰り返していますが、なかなか画期的な製品というのは出ないものです。数年に一度でるか?といった感じですね。その中で、数年前から採用され始めたこの「洗剤自動投入機能」は比較的チャレンジした機能だと思います。
ドラム式洗濯乾燥機の進化というと、節水や乾燥機能の強化に目が行くところですが、今回はパナソニック等のドラム式洗濯機に搭載されている「自動洗剤投入機能」についてお話していきたいと思います。
洗剤・柔軟剤を自動投入
「自動洗剤投入機能」はパナソニック製のドラム式洗濯乾燥機に最初に搭載され、後に日立製のドラム洗と縦型洗濯機にも搭載されました(2019年12月現在)。
簡単に言うと、ある程度の量の洗剤と柔軟剤をあらかじめ洗濯機内にあるタンクに入れておいて、そこから毎回の洗濯ごとに自動で適量の洗剤・柔軟剤を投入してくれる機能です。
パナソニック製の現行機「NA-VX800A」においては、液体合成洗剤は約870ml、柔軟剤は約580ml入るようになっています。詰め替え用パウチの中身をまとめて入れられるちょうどいいサイズですね(大容量を買う方は何度かに分けて入れるようです)。
日立製のドラム式洗濯乾燥機「BD-SX110C」は液体洗剤が約1,000ml、柔軟剤が約700ml入るので、少し大きめですね。ちなみに、日立は縦型の洗濯乾燥機にも洗剤自動投入機能を搭載したものがあります。
自動投入のメリット
大きく分けると3つのメリットがあります。
メリット1.自動計量だから、洗剤の量で失敗しない
衣類の量に応じて液体合成洗剤や柔軟剤の量を自動で調整して投入してくれます。最近の機種では洗剤の量を自動で表示してくれるものもありますが、それに対して洗剤の量をキャップなどで測るときに多すぎたり少なすぎたりしてしまうことがあります。
洗剤の使いすぎは衣類によくありませんし洗濯機自体の故障を引き起こしてしまう可能性があります。洗剤自動投入タイプなら最初にタンクに入れておけば後は勝手にやってくれます。
メリット2.手間を省いてスムーズな洗濯ができる
洗剤や柔軟剤の計量って毎回やるの正直面倒くさいという方もいると思います。洗濯物を入れて、洗濯機が計量して、表示された量の洗剤を測って入れる…この行程がなくなるだけでも結構楽になります。
あと、結構私もやりがちなのですが、急いでいるときに洗剤の量をキャップで測るとこぼしてしまったりします(笑)こぼしちゃうと洗剤や柔軟剤ってにおいが床についちゃうし周りに衣類やタオルなんか置いてあると大惨事になっちゃいます…。
無駄がなくなるし、洗濯物を入れたらすぐにスタートできるので手間を省くことができますね。
メリット3.お手入れがラクで周りがスッキリします
洗剤や柔軟剤をこぼしたりして床や手を汚すことも無いので、お掃除の負担を軽減してくれます。
洗剤の投入口ってけっこう汚れや洗剤の残りで汚れがちなんですが、そこも綺麗に保てます。また、洗剤や柔軟剤を入れておくタンクにちょうどいい容量の詰め替えパウチを使用できれば、洗濯機の周りに洗剤などのボトルを置くことがなくなります。
余計なものをおく必要が無いのでおのずとサニタリー空間が綺麗になりますね。
以上、最新のドラム式洗濯乾燥機に搭載されている「自動洗剤投入機能」についてメリットをお話させていただきました。洗剤の計量はちょっとした手間なので、それが軽減できるのはとってもいいですね♪皆さんもドラム洗をご購入、ご検討の際には是非「自動洗剤投入機能」のタイプも候補に入れてみてくださいね!
くま店長
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